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産まれた娘とすぐに離れればなれになった話

先日のブログで書いた通り、赤ちゃんが産まれまして、僕は非常に浮足立っています。

 

だいたいいつも5センチくらいは浮足立っています。調子がいいときは8センチというのが最高です。

 

しかし、妻は里帰り出産をしていまして、四国のほうの実家で娘を連れて安静中です。そして僕はというと、産まれた二日後には奈良県にある天理市という街で、1ヶ月に渡る団体生活をしております。

 

これはもう寂しさがえげつないですね。

 

もう少し会わせてくれと。

 

まあもともとそういう予定だったのでしょうがないし、今は写真とか動画とかが簡単に送れるんでめっちゃありがたいんですけど。

 

逆にそういうのを見ると余計に会いたくなります。人間の欲望というのは果てがありませんね。

 

そんな悶々とした日を数日送っていたある日、コンビニでジュースを見てふと思いました。

 

“ちょっと、、、抱いてみるか。”

 

はい。ここだけ聞いたら意味が分からないと思いますし、まきのりさんは気が違ったのか?と心配されてしまうので説明します。

 

実はうちの娘は、きっかり3000グラムで産まれてきました。

 

なので1.5リットルのペットボトルを2本抱けば、娘とおなじ重さを体感できる。少しでも娘を抱っこしている感覚が得れると考えたのです。

 

これで、みなさんの疑いも晴れたかと思います。ありがとうございます。

 

 

 

さすがの僕もコンビニでペットボトルを抱くのは恥ずかしかったので、一度家に帰り、大きいペットボトルを探しました。残念ながら1.5リットルのものはありませんでしたが、運良く2リットルと1リットルタイプのものをゴミ箱から見つけたので、中に水を入れました。


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“これで、おれは娘の体重を両手に感じることができる。”

 

そう、あの分娩室からでてきて初めて抱っこしたあの感動の瞬間がフラッシュバックするが如く、、、。

 

ドキドキしながら抱いてみる。

 

 

 

まず2リットルタイプのを腕に沿わす。

 

何も感じないが当たり前だ。

 

だってまだ2リットルなんだから。

 

もちろんペットボトルの頭を上にし、そっと優しく腕に沿わす。

そしてペットボトルの股に僕の腕をいれる。

ペットボトルといえどナメてはいけない。今は娘同然なのだ。

 

そしていよいよ1リットルを腕に沿わす。

 

2本ともまだ首の座っていないペットボトルなので、慎重に扱う。

 

そしてようやく3000グラムが腕の中に、、、。

 

 

 

 

 

“ふう、、、”

 

 

 

 

 

 

 

“なるほど、、、”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“これは、、、まぎれもなく”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“ペットボトルだ、、、、、、。”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は、悲しみの中そっとペットボトルを下ろす。

 

分かったことは、ペットボトルは娘の代わりにはならないということだった。

 

中の水を捨て、僕は横になりしばらく天井を見つめ、すこし寝ました。

 

 

 

 

 

そんなことがあった次の日、

 

友人にそのことを話すと、彼はとても真剣に聞いてくれました。そして

 

「ペットボトルの温度を赤ちゃんと同じ温度にしてみたらどうか?」

 

とアドバイスをくれる。

 

「ありがとう」と返事をしながら、僕は心の中で思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“うん、それは確実にあったかいペットボトルだよ。”

 

 

 

完全にこころが折れた最近の僕です。